株式会社リッチエード・運動施設施工技師

運動施設施工技士とは

運動施設の計画・設計・施工・維持管理・指導などを実施する能力を持つ技術・技能者。

プロフェッショナルによる施工

高精度：ミリ単位の施工技術で、各競技のルールに準拠。
均一性：舗装断面、硬度、含水率、プレー感を均等にコントロール。
平坦性：速やかな排水性、適正勾配による安定した表層。
安全性：適度なすべりと衝撃吸収性の確保。

運動施設施工技士資格認定制度について

　この試験制度は、運動施設の施工等に携わっている専門技術・技能者の資格を認定し、運動施設建設及び維持管理に関する技術の研究・開発により、改善・向上をおこなうとともに、運動施設の施工に対する信頼性と地位を高め、運動施設の整備充実と国民の健康づくりに寄与することを目的に、平成17年度に創設されました。

【運動施設施工技士】として卓越した知識・技術・技能を存分に発揮し、社会に貢献する専門技術・技能者として、全国各自治体をはじめ関係各方面から高い評価を得ています。

　今般、我国の運動施設を取り巻く状況は、土木・建築を含む公共事業が減少傾向にある中で、特に運動施設を新設・改修するにあたっては、なお一層その機能性や効率性が問われる時代となってきております。厳しい経済状況ではありますが、長寿福祉社会の到来や地球環境への配慮が重視され、また健康で生き生きと暮らす事の大切さを認識されると共に、健康づくりとしてのスポーツの隆盛が見込まれるなか、【運動施設施工技士】が果たす役割は、重要視されてきております。

運動施設の施工は一般的な土木・舗装・造園などの業種とは違い、各種スポーツルールに則った施設を造り上げるという点から、高度な技術力と専門的知識・技能が要求されます。

　グラウンドは複雑な建築構造を持つスタジアムなどに比べ、容易に造成できると考えられてしまうことがあります。しかし実際は、高い知識と豊富な経験を要します。

　技術の乏しい施工管理者の下で造られた場合、例えば陸上競技場の内圏縁石が歪んだり、　降雨後の水はけが悪かったり、乾燥時に砂塵が飛散したり、　ルールの上でもプレーの上でも、トラブルが発生します。